高校生まではそう思っていたのですが、
英文を読んでると、
get usedとかget caughtなど
あれ?get使ってるけど
受身なのかな?
と思い、気づきました。
実はbe動詞+過去分詞とは
はっきりとした違いがあるので、
2つの受動態の違いについて見ていきたいと思います!
目次
get受動態とbe受動態の違い
解釈について
be受動態は「動作」と「状態」を表す
のに対して
get受動態は「動作」だけを表します!
when I arrived the house.
(私が家に着いたとき、その壁は塗られていました)
(その壁は交通事故によって傷つきました)
(2)では、傷ついたという動作を表しています!
意味について
be受動態は単なる「事実」を表すのに対して
get受動態は主語の意図性や責任、
同情が含まれることがあります。
主語にとって不利益なことがある場合にも
使われます。
(その教授はわたしが卒論を出す前に逮捕されました。)
困るね!不利益!!
それに対して
(その教授は今日の午後逮捕されました。)
という風に、新聞や記者の報道など、
ただの事実のお知らせの時は
be受動態を使います!
気持ちで動詞が変わったら、言語を学んでいる感じがしますね!
また、非難するときにも使えます!
「どうしてそんなことになったんだ」
という文なので、
会話をする時にも使えますね!
(どうして財布を盗まれたんだ?)
「どれだけ気を緩めていたんだ?」
という感じです。
自分が使わなくても、覚えておくと他の人が「今怒られている」っていうのが分かります笑
主語の存在について
get受動態には
主語は動作が起こる前に存在していなくてはならない。
という制約がかかります!
なので、「家が建てられた」など
○○が完成/達成した という意味のものはダメです。
(そのドレスはお母さんによってつくられました。)
この動作によってドレスは作られた=
動作の前に存在していなかったので
非文法的になります!(beならOK)
一方
(そのハエはカエルによって食べられた)
という文だと、「ハエ」は「食べられる」前にはこの世に存在していたのでOKです!
疑問文
be+過去分詞はbe動詞が助動詞扱いなので
be動詞が文頭に移動することで
疑問文になります。
(日本語はあなたの国で話されていますか?)
一方get+過去分詞はget+過去分詞が
動詞の塊とみなされるので
疑問文にする時は
文頭にdo/doesなどの助動詞が現れます!
(彼女はそのパーティに招待されていたんですか?)
get+O+過去分詞
これは第五文型のSVOC
の文になります!
この用法は3種類あるので
頑張って覚えましょう!
「名詞」を~させる(使役)
(私はお母さんに髪を切ってもらいました。)
(使役)というとちょっと偉そうな感じがしますが、
「~してもらう」と覚えておきましょう。
「名詞」を~される(受け身)
(私は本を妹に捨てられた)
「名詞」を~してしまっている
(彼は一週間で課題を終わらせてしまった)
ちなみにhaveにも置き換えれますが、
getの方が口語的です!
なりたち
実は、get受動態の成り立ちは
元々get+oneself+過去分詞
から来ていると言われています。
get started を例に出すと、
「私自身に始めさせた。」という使役の文なので
意味の中に責任や、自分の意思が含まれると言われています!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
あまり学校文法では詳しく習ってこなかったので
僕は改めて勉強出来てよかったです。
「状態」と「動作」を表す
be受動態に対して
「動作」を特に表すget受動態でしたね。
I got arrested!
って現実生活で使わないようにしてくださいよ!
以上です
ここまで読んでいただきありがとうございます。この記事に関する感想、質問、コメント等があったら教えてください!
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ここで説明している get + 過去分詞と be + 過去分詞の受け身の文の違いについて分からず、get + 過去分詞の文の英作文がうまく作れませんでした。 ここで書かれている説明を読んで、「あぁ、そうだったのか」と思いました。
例文の対比も分かりやすく、とても勉強になりました。 ありがとうございます!
お役に立てて良かったです!僕も悩んでいたことだったのでアウトプット出来てよかったです!