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僕は言語学を大学で専攻していました。
その中で英語って
必ず主語が無いといけない。
みたいなルールを習った気がするんです。
なので、命令文以外は
来る日も来る日も主語をつけていたのですが、
ある日カナダ人の友人から来た返信に驚愕しました。
それは
“Will do”
という言葉。
Will do??
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って本気で思いました。
でも確かによくよく洋画を見てもそんなことがあったなと思い、
ちょっと気になって詳しく調べてみたので
内容を報告します!
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目次
英語の省略のルール
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ルールは大きく分けて、二つあります!
1つ目は反復を避けるために使われます!
たとえば、
(1) A: Can you go shopping by yourself?
B: Yes, I can (go shopping by myself)!
(A: 1人で買い物行ける?)
(B:行けるよ!)
買い物できるかを聞いているので、
Yesの答えは絶対に買い物が出来ること
を答えますよね!
会話でも、書き言葉でも、名詞や動詞を
消すことが出来ます!!
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2つ目は場面や文脈から省略が復元できる場合です。
この記事で紹介するのはこの2つ目なので、
下で紹介していきますね!
省略できる時
I の省略
I の省略が一番多いので、マスターしていきましょう!
(2) Beg your pardon.
(ちょっと、すいませんが)
(3) Don’t know what to do.
(何をすべきか分かんない)
一瞬、命令文?と思ってしまいますが、
命令文にしちゃうと、、
(2)は「許しを請え!」
(3)は「何をすべきか知るな!」
っている訳の分かんない文になるので
命令ではなく省略ということが分かります。
いきなり命令されることは無いと思いますが、
文脈で判断しましょう!
友達同士など、インフォーマルな場合なら省略可能です!
youの省略
相手に聞く時と、相手のことを聞かれた時に使えます!
(4) Had a good time, don’t you?
(楽しかったかい?)
(5) Want dinner, do you?
(晩御飯いるかい?)
目の前にいる人に聞いているので、
省略されてるのは明らかにyouですよね!
続いて、もう1つのパターンです。
B: Looked beautiful!
(私どんな顔していた?)
(綺麗だったよ)
AさんがAさんのことを聞いているので、
youは無くても分かりますね!
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3人称の省略
He, she, they の省略になります!
こちらも数が少なくて、
話し手が観察している人や、
会話に出てくる人に使えます!
(7) Doesn’t look too well.
(調子がよくないようだな)
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イメージとして、スポーツを観戦してる時や
両親が子供の様子を話す時などに使えますね!
it, there の省略
決まり文句を紹介しておきます!
(8) Serves you right.
(ざまぁみろ)
(9) Doesn’t matter.
(どうでもいい )
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書き言葉の省略
基本的に、主語の省略は、
インフォーマルな会話でしか使えないのですが、
小説の中の会話じゃない所で使われることもあるんです!
どんな時かというと、
「テンポの速いアクションの連続」を表します。
探偵が服を着て、ポケットにたばこと財布を入れて、
ドアを開けて、仲間に連絡を取って、
犯人の場所を突き止めて、追いかけて、、、
みたいな時ですね!
小説を読んでいて急に主語が無くなったら
テンポが速くなったと思いましょう!
英語の基本はこちらから!
英語の主語を省略できない時
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主語が省略できるパターンをいくつか紹介してきたんですが、
いつもどこでも主語を消すことが出来るわけではないんです!
省略できないパターンが3つあるので紹介します!
答えを言うべき時
(10) Who invented Internet?
(インターネットを発明したのは誰ですか?)
という文です。
この場合、
という否定文の省略は出来るのですが、
っていう、肯定文の省略は違和感があります。
何故かと言うと、
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ってなるからです笑
つまり、省略しなくて、
っていうのも不思議なわけです笑
文脈注意ですね。
be動詞やhaveがある場合
話の相手に質問されて答える時に
be動詞やhave(完了形も一般動詞も)
が残るとダメになってしまいます!
(11) A:What are you doing?
B: ×Am looking for a travel destination
(何をしているんですか?)
(旅行先を探しているところです。)
理由としては、be動詞もhaveも意味が薄いので、
中途半端な省略はダメ。ということです!
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重い表現
最後の成約です!
使う動詞が重たい表現
=that 節が続く動詞
はダメ!っていうルールです。
(12) ×Presume you are on duty.
(今お仕事中だと思います)
フォーマルじゃない動詞を使うことが、
主語省略の条件なのに、
動詞がフォーマルっぽいからダメ。
っていう感じです!
まとめ
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いかがだったでしょうか?
結構いっぱい書いてしまったと思うのですが、
まとめると、
- インフォーマルな場合のみ(新聞や論文では使えない)
- 堅い表現の時は、インフォーマルでも使えない
- 意味の薄いbe動詞や完了形のhaveの前は省略できない
- 主語が明らかな時しか使えない
- 小説のスピード感を出すために使う
という感じですね!
省略のルールが分かってたら
少しネイティブに近いような表現も出来るし、
相手の言ってる理解も深まりますね!
マスターしてかっこよく英語を話しましょ!
それでは!
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
この記事に関する感想、質問、コメント等があったら教えてください!
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こんにちは!元海外営業のアキトです!(詳しいプロフィールはこちら)今日も将来に向けて英語学習を頑張っていきましょう!