飲み会のコールや、コールセンターなど
callという単語はよく耳にしますが、
基本的なイメージはわかりますか?
コアな意味を知っておくと、
callの使い分けに対応できます!
順番に見ていきましょう!
目次
基本的意味
「他者に声をかけて関心を呼ぶ」
が元の意味です
元々叫ぶという意味でしたが、
時代が移るにつれて
cryやshoutが
その意味を持つようになり、
だんだん、「呼ぶ」という意味に
シフトしていきました。
呼び方3種類
声を上げて人を呼ぶ
一番基本的な呼び方です。
直接声をかけるパターンですね。
(ある日、白い犬が箱の中から日本語で声をかけてきた。)
立ち寄る
今度は相手のところに立ち寄って声をかける、という使い方です。
その後に来る語や、意味によって
前置詞が変わります!
call at
「施設などを」訪問する
call on
「~人を訪問する」「人に求める」
call for
「人を呼びに立ち寄る」「求める、要求する」
たまにこんな人いません?↓
(彼女は特別な理由がないのに、よく僕らのオフィスを訪問してくる)
電話
1876年、ベルさんが電話を発明してから(諸説あり)
この使い方が浸透したようです。
(彼の元カノは1日38回も電話をかけていたので、彼はフった。)
「呼ぶ」という意味から派生して、電話をかけるという意味になりました
ex.元カレ、元カノ
dump ~を振る
主要な意味
読み上げる点呼する
(看守は囚人たちの名前を読み上げ始めた。)
call-overで点呼という名詞にもなります。
招集する 召集する
呼び出す。という意味から
召集する。という意味に変化します!
熟語はこんな感じ↓
「軍隊などを出動させる、召集する」
「叫んで呼び出す」
call over
「呼び寄せる」
「(出席を取るために)呼びあげる」
call up
「(兵役などに召集する)」
「思い出させる」
(消防士は出動に備えて待機しています。)
呼び起こす目を覚ます、記憶を呼び起こす
記憶の中を呼び出す。という意味で使われています。
call up
「呼びだす」「思い出させる」
「(兵役などに)招集する」
call to mind
「思い出す」
(その写真は彼女の子供時代を思い出させた。)
call-upで徴兵するという意味です。
学生時代に英語と仕事の知識をつけて
周りに差をつけておきましょう!
命令する
大声で叫ぶことから命令する
→やめさせる。という意味になります。
(私たちは十分な人数の人々が集まらなかったのでイベントを中止にせざるをえなかった。)
類義語
「大声を出す」
という意味の類義語はこんな感じ
shout「(意味を問わず)大声を上げる」
cry 「(苦痛、悲しみ、嘆き)で叫ぶ」
scream「(恐怖、苦痛、怒り)で(女性など)が甲高いこえで叫ぶ」
大体イメージ通りな気がします。
shoutは歌でシャウトする。
screamは「キャー!!」ってやつですね!
2004年ごろの映画「世界の中心で愛を叫ぶ」の英訳は
“crying love in the center of the world ”
というのもありました!
文法
(○○を~と呼ぶ)
文型で言うと、第5文型(SVOC)になります。
なので(人orモノ)とCが同じものを指します。
(みんなが、彼のことを天才と呼ぶ。)
その他の熟語
直訳すると「それを一日と呼ぶ」
ですが、仕事を終える時に使います。
(仕事を切り上げて、家に帰ろう)
what we callとも言い換えられます。
(彼女はいわゆる本の虫だ。)
何かを言い換える時に使います!
彼女は子供に近くでいるように伝えた。
「行ったことを撤回する」「呼び返す」「(人を)呼び戻す」「思い出させる」
callboyとcall girl
boy とgirlが違うだけですが、
意味を混同すると大変なことになります。
callboyは俳優に舞台の出番を呼びに行く人、
call girlは電話で呼びだす売春婦です。
呼び出す人の意味でcall girlと言ったら
まずいかもしれませんね!!
注意です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
callは日本語で見ると、
形が変わっても同じ意味で表すものが多いので、
基本の意味である
「他者に声をかけて関心を呼ぶ」
と、それぞれの前置詞のイメージを覚えておいた方がいいですね!
意味が被っているものは一番使いやすいやつを1つ覚えておきましょう。
それでは!
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