今日は副詞の話をしていきます。
初めは文末に現れていたclose を見つけてあれ??って思ったんです。
closeって「閉じる」って意味の動詞じゃないの?って思ってたので
文末に来るわけないよな。。
と思い、調べてみると「近くで」という副詞の意味もあったので
納得したんです。
けど、ある日また文末に
closelyが出てきて、その意味は「念入りに」って意味だと分かったんです。
これをきっかけに
と思い調べてみました。
まとめると
lyがついていない副詞は物理的な近さなどを表す
lyがついている副詞は程度を表していて抽象的な意味
という違いがあることが分かりました。
とは言え副詞にも種類がいくつかあるので、
副詞のことについて少し書いた後にcloseとcloselyのような関係の副詞について書いていきます!
目次
英語の形容詞と副詞について
主に名詞(人やモノなど)を詳しくする語を形容詞、
動詞や形容詞、文全体などを詳しくする語を副詞と呼びます。
違いを例文で書いていきますね、
太字が詳しくする語(形容詞or副詞)で、
下線部が詳しくされている部分です!
(1) The natural landscape should be protected by humans.
(自然の風景は人間が守るべきだ)
(2) Yumi can speak Italian naturally.
(ゆみは自然にイタリア語を話すことが出来る)
(3) You‘re lucky to see a celebrity in town.
(街で有名人を見かけたらラッキーです。)
(4) Luckily, I caught the last train.
(幸運にも最終電車に間に合った)
(1)(3)が形容詞、
(2)(4)が副詞の文です。
まず形容詞の表し方は2種類あります。
(1)のように名詞の前に来て
となる形と
(3)のように
となる形があります。
一方(2)の副詞naturallyは、文の後ろから動詞を詳しくしていて、
(4)の副詞Luckilyは文全体を詳しくしています!
上の文が基本的な形容詞と副詞の使い分けとなります。
次の章でより詳しい分類について見ていきますね
英語の副詞の種類について
この記事では、形容詞と意味が混乱する副詞を3つに分類します
- 形容詞形の副詞
- 形容詞形の副詞とlyがつく副詞があって、意味は同じだがスタイルが違うもの
- 形容詞形の副詞とlyがつく副詞があって、意味も違うもの
1つ目の形容詞形の副詞の例としてはfastやearly、longなどです!
lyが追加でつかないので見分けにくいですが、上で書いたように現れる場所で判断してください!
(5) In elementary school, people who are fast are popular.
(小学生時代は足が速い人がモテる)
(6) Planes can travel fast.
(飛行機は速く移動することが出来る)
(5)は主語+be動詞の後に現れて、他に何も詳しくしていないので形容詞、
(6)は文末から動詞を詳しくしているので副詞ですね!
2つ目の形容詞と副詞で意味は同じだがスタイルが違うものはtight, slow, quickなどがあります!
(7) Ayaka walks very slow.
(アヤカはとてもゆっくり歩く)
(8) Can you speak slowly?
(ゆっくり話してくれませんか?)
どちらも文末に現れて、前の動詞を詳しくする副詞で、意味も同じです。
じゃあ何で2種類あるの??って思うんですが、違いは
(7)のようにlyがつかないタイプは会話や広告でよく使われ、
(8)のlyがつくタイプは、 本などの書き言葉によく使われます!
3つ目の形容詞形の副詞とlyがつく副詞があって、意味が違うもので主なものはhardがあります
じゃないんです。
(9) Athletes need to practice hard.
(アスリートは激しく練習する必要がある)
(10) I hardly believe in aliens.
(僕は宇宙人をほとんど信じていない)
このように全く意味が違います。
それぞれ例文を見て覚えて、気になる人は語源の違いを調べてみるとより理解が深まります!
その他の例も紹介しておきますね。
late (遅く) lately (最近)
most (最も) mostly (大部分、主に)
sharp (時間きっかりに)
sharply (急激に)
以上が形容詞と副詞の区別がある語についての分類です!
次の章では本題のlyがつくと意味が変わってくるcloseとclosely型の副詞について見ていきます!
英語の副詞で lyがつくと意味が変わるシリーズ
closeとcloselyのようにどちらも副詞なんだけど、
ちょっと意味が違う副詞について見ていきます。
違いは、前者が物理的なことを表し、後者が程度を表します!
まずはcloseから見ていきますね
closeとclosely
(11) I live close to my university
(大学の近くに住んでいます)
(12) Check closely to make sure there are no marking errors.
(マーキングミスがないかどうか、よく確認してください。)
(11) のcloseは人やモノの距離が物理的に近いことを表しています。
(12) のcloselyはvery carefullyに近い意味で動作の入念さを表します。
他にもto a very great degree(非常に大きく)という意味にもなり、関係の密接さも表せます。
highとhighly
(13) Max can jump very high.
(マックスはとても高く跳ぶことが出来る)
(14) He is highly motivated to study abroad
(彼は留学へのモチベーションが高い)
lyがつかないhighは物理的な高さを表すので、鳥や飛行機が高く飛んでいることも表せます。
highly はto a high level or standardという意味で感覚的な程度の高さを表します。
deepとdeeply
(15) My phone sank deep into the see
(私の携帯電話は海に沈んだ)
(16) He loves the child deeply.
(彼は子供のことを深く愛しています)
deepは穴や水の深さなどの物理的な深さを表し、
deeplyは(16)のように人を深く愛す時や、ぐっすり眠る時、深呼吸する時などに使えます!
wideとwidely
(17) My host father spread his hands wide as a gesture to welcome me.
(ホストファザーは僕を迎えるジェスチャーとして、手を大きく広げた)
(18) Japanese food is now widely available
(日本食が広く普及している)
最後の例です。
wideは(17)のように手を広く、という使い方や、口を大きく開ける、脚を大きく広げる、門が広く開く。という感じに物理的な幅が広く、
widelyは(18)のように幅広く(in a lot of different places)という意味と、甚だしく、すごく(to a large degree)と言う風に範囲の広さや程度の大きさについて表すことが出来ます!
まとめ
いかがだったでしょうか?
まずは3つの副詞の種類について書いて
その中でも形容詞形の副詞にlyをつけると意味が変わらないものについて紹介しました。
形容詞型が物理的な意味を表し、lyがつくと抽象的な程度を表すことが分かりました。
何だかこれでfast がfastlyにならないのにも納得出来ますね。
また気になることがあったら記事にしていきたいと思います!
それでは!!
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