

今日は英語の民間試験の導入を見送り、
24年に延期したニュースについて思ったことを
書いていきたいと思います。

ってなるかもしれませんが、日本国内での
英語の重要性に関わってくるので
ちょっと考えていきたいと思います。

目次
経緯
現在の学習指導要領では何度もコミュニケーションという単語が出てきて、
英語を使って4技能のコミュニケーションを
することを強調しています。

そう!それではコミュニケーション能力は上がらない。
なので、大学入試に新たに話す力と書く力の試験を導入する!
となりました。
なのですが、
すでに話す力と書く力を測定する検定試験を行っていた
民間のテスト会社にお願いしたというわけなんです!
「コミュニケーション力つくし、民間会社も儲かるし一石二鳥だー」
って思ったのかもしれないですね。
問題点
民間試験を導すると生じる問題は大きく分けて2つあります。
色んなテストを採用すると大学が判断に困る
センター試験ってみんな同じ試験をうけていたからこそ
公平に採点されていたわけです。
これが例えば、共通試験の点は同じで、
それぞれTOEIC700点と英検2級
の資格を持っていたとしたら、どうでしょう?

って感じで、選考に困るというわけです。
だったら、同じ試験で公平に計るべきですよね!
(かと言って、民間試験を一つにしたら、他の団体からクレームが来るんですけど)
受験会場が限られており、受験生の負担が大きい
ニュースでも取り上げられていましたが、
公平性を出すために同じ場所で民間試験を受けるため、受験会場が決められており、
住む地域によっては
家から2時間くらいかかる地域もあるとのこと。
受験会場まで2時間かかるのと
30分で行けるというのは、
公平とはかけ離れていますよね。
経済的状況も含めて何回も練習で受けれる受験生と、
無理がある受験生がいるという実態がありました。

中止になって明らかになった問題
10月になっても受験会場が明らかにされていなかった
1月には統一模試があるのに、
10月に場所が決まっていなかったら
宿泊場所の予約も出来ないですよね。
各地の手配が間に合わなかったのでしょうが、
受験生は、勉強だけに集中したいですね・・
民間テストに向けて準備してきたのが台無し
TOEICを受けるなら、TOEICの過去問をするし、
英検なら英検の対策をしますよね。
なので、中止になると、基礎は身についているとはいえまた1から過去問対策が要ります
1月まで2カ月しかないので
受験生としては、また新たな対策をするのは
かなりの痛手です。
どうしたら上手くいったのか?

大学入試センターが統一問題を作る
民間試験をオンラインで同時に受ける。という対策も思いつきましたが
1社だけ導入してしまうと結局他の試験会社も
うちも受けてほしい!となるので
結局共通の試験を作るのが一番
スムーズに進むと思います。

高校関係者に意見を聞く。
普通、新しい事業を生み出すときって
①客が困っている状態の把握
→②問題を解決する商品やサービス
→③競合は?
→④自社でもう一度考える
という順番で考えます。
今回は
①従来のセンターじゃ、読むことと聞くことしかできない
②民間試験で残りの2つをカバーする
③競合なし
という状況です。
ここで客というのを、
しっかり「受験生」に当てはめるべきでした。

受験生全員にアンケートをしていたら、
さすがに進まないかもしれませんが、
学校現場や学習塾の人などにヒアリングして
進めれば
今回のように急に延期にならず
・話す書くの能力を上げる
・受験生が公平に受験できる。
という2つの条件をクリア
出来たかと思います。
まとめ
会場の手配、導入する民間試験とのやりとり
導入する大学との協議などなど
色んなことに時間が必要だけど、
先延ばしにしてたら
また日本の英語教育が遅れる。
というジレンマがあったかと思います。
けど、受験生は、一世一代の勝負に出ているので
混乱させずにしてほしいですね
今回民間試験導入で混乱し
上手くはいかなかったけど、
やっぱり書けたり話せたりする人材が
求められていることに変わりはありません。
大学生になっても安心せず、
これを機に高校生に負けないように
資格試験受けてみましょう!
それでは!
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