
さて今日は、「英語の能力があったら年収は上がるの?」という話です。



という声が周りから聞こえてくるかもしれませんが、
結論として、
文系でも理系でも英語を勉強しておくことで年収は上がります!
なのでこの記事では
なぜ、英語が出来ると年収が高くなるのか?
また、どれくらい出来たらいいのか?
について書いていきたいと思います!

英語力と年収の相関

まずは、下の図を見てください!
これは株式会社キャリアインデックスが全国の20~59歳の就業中の、男女1000人に行った調査です。
縦軸が年収、横軸が喋れる言語になっています。

引用:英語力と年収は密接な関係あり。年収700万円以上の人は約半数が英語での日常会話や読み書きが出来ると回答」年収・転職 実態調査 vol.7:キャリアインデックス
年収500万円未満の人は英語が22.4%、
フランス語が1.3%なのに対して
年収700万円を超えている人は、英語が48.7%、フランス語も5.2%の人が喋れる。
という結果が出ています。
高収入の人になると多くの人が語学を操れる。ということになりますね。


今度は転職サイトdoda(デューダ)の
エージェントサービスに登録した、
ホワイトカラー(オフィスで働く人)の方々
10万人にきいた話です。

引用:スコアが高いほど、年収は高い?!TOEIC®テスト スコア別平均年収
ここでのポイントは二つです。
1つ目は400点~600点台では
ほとんど差が見られないけど、
800点台より上のスコアの層になると、
下位の層と年収に差が出てきています!
また全体の平均年収は446万円です。



スコアを持っている人全体での平均年収は
522万円なので、
未受験者の平均年収(423万円)とでは
100万円近くの差がついています!

他の理由があるかもしれないし!
そう、ここまでは年収がいい人は頭もいいから、英語も習得できるのでは?という話にもなります。
じゃあ何で英語力が年収に繋がっているか、具体的な理由を2つ挙げていきます。
年収の高いところへ転職しているから

そもそもですが、年収って何で決まっているか知っていますか?



そうなんです。給料が高いか低いかって、
働く場所で決まってるんです。
なので、高い場所に行きやすくなれば、高い給料が貰いやすくなります!
(当たり前ですが、大事なこと。。)
転職成功率
ちなみにTOEICを持っていたら、転職にどう影響するかのグラフはこちら。

少し前のグラフなので少し変わっていると思いますが、
このグラフでの30代で英語が喋れる人は少ないので、希少性が高くて1.4倍になっています。
40代にもなったら、今すぐ働く即戦力としての力が求められるので
英語が出来るからと言ってそこまでは変わらないようです。

また職種別グラフはこちら

エンジニア以外はどの仕事も、TOEICスコアを持っているだけで転職確率が上がっているのがポイントですね!
特に文系の仕事はTOEICの資格を持っていると、転職がしやすいことが分かりますね!
新卒のみんなはリクナビなどのサイト、転職する人は転職サイトのフリーワード検索欄で
「TOEIC」と入力したら、TOEICを条件とする会社が出てくるので探してみて下さい!
一般的に履歴書に書ける600点が目安で
英語を生かすのであれば730点以上が目安と言われています。
外国に行けば年収があがる

海外に行ってしまうのも1つの手です。

1997年からアメリカ、オーストラリア、韓国、イギリス、フランスなどの国は賃金指数が上昇しています。
この表で一番高いスウェーデンは1.38倍、一番低いアメリカでも1.15倍です!
もっと言うと中国は毎年6%くらい増えていたので20年前の4倍くらいに跳ね上がっています。

もちろん海外に行くと英語+専門スキルを求められるので簡単ではないのですが、
プログラミングなどの勉強をしている人は最初から海外を目指して行動するのもアリです!
昇進・昇格の要件としてTOEICのスコアを決めている

もう1つの理由は、会社内での給料アップの条件としてTOEICスコアが設定されている。
ということです。
次のグラフを見てください!

どの役職に昇進するにも20~30%の企業が、「要件にしている/参考にしている」と出ています。
決して大きい数字ではありませんが、「持ってるだけで発動するボーナス」なので、
取っておいて損はないです!
どれくらいのスコアが必要かというかと言うと、


ここでのポイントは、
機械や建設など、一見英語が関係なさそうなところでも評価の対象になるということです。

もう1つは、大企業だからと言って高いスコアを求められるわけではない。ということです。
輸送機器に関しては、会社の規模が変わってもそこまで差が出ていないし、
電気・精密機械に関してはむしろ、中小企業の方が高いスコアを求められています。

次に、TOEICを持っていたらどれくらい給料にプラスされるのか?という表です!

一番多いところは、電気・精密機械の企業で満点の場合100万円もらえる。という所ですね!

満点は難しいけど100万円はすごいね!
少ないところでも5000円もらえます。
また、この報奨金には2種類あります。
1.一定期間給料が上がる/一回のボーナス
2. 半永久的に基本給が上がる
おそらく上の表で金額が少ないものは、給料に+されるもの、
極端に大きい数字はボーナス扱いだと思います。
いずれにしろ、点数を持ってるだけで給料が上がるのは助かりますね!

個人的に英語は積み重ねが大事だけど、勉強法&継続で誰でも出来るものです。
だから、計画的に勉強出来る人=仕事が出来ることに繋がっているのだと思います。
まとめ

いかがだったでしょうか?
・給料がいいところに転職しやすくなる
・会社内で昇進しやすくなる
この2点から英語力があると年収があがることが分かっています、
なので、時間がある今のうちにTOEIC700点でも取っておけば
会社に入ってから、取ってない人が英語の勉強をしてるのを横目に
自分は専門的なスキルなどの勉強に集中することが出来ますね!
今のうちに英語を勉強しといて、周りの人に差をつけておきましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。この記事に関する感想、質問、コメント等があったら教えてくださいね。

