

就活に向けて資格を取っていますか??
高校までは多くの授業を友達と一緒に受けて
勉強に関しても、先生が詳しく教えてくれるんですけど、
資格や就職に関する勉強って基本的に自分でしないといけませんね!
就職する前になってやっと、

っていうのは避けたいです。。 。

急に取れるものでもないので、計画的に資格を取って準備していく必要があります。
なので今回は就活のために、取るべき英語の2つ資格(TOEICと英検)の比較をしていきます!

目次
比較
それぞれの項目について、TOEIC→英検の順番で比べていきたいと思います。
概要

まずは概要から話していきますね!
TOEICは
Test of English for International Communicationの略で
(国際コミュニケーション英語能力テスト)という意味です。
問題は、仕事中に使われるビジネス英語が使われています。
申し込みはコンビニ・インターネットから出来ます。

一方英検は
(実用英語技能検定)の略です。
英検は一般的に受験英語と言われますが、
2級までは、日常会話で使われる単語が使われ、
準1級から急にレベルが上がって
科学技術やITのことなどの、ビジネス英語が入ってきます。

申し込みは、コンビニ、インターネット、書店で出来ます。
点数・合否

2つとも点数、合否の出し方が違うので覚えておいてください!
まずTOEICは落ちることはない、スコア式となっています。

最低点は10点で、満点は990点となっています。
単純に正答数の合計ではなく、
問題のレベルによって統計処理されることで点数が変わります。
なので、正答数が同じでも〇点~〇点という風に
ばらつきが出ます!
英検は5級~1級までのレベルがあり、スコア式ではなく受かるか落ちるかのテストです。


引用:日本英語検定協会
2級までは6割程度、準1級からは7割程度の正答率が求められます。
また、2016年から計算方法が変わりました。
2015年までは素点ベースだったのが、
2016年からはCSEスコアベースになりました。

例えば準1級で言うと、
リーディング51点、
リスニング34点、
ライティング14点
の配点だったので、
ライティングが0点でも、リーディングとリスニングが満点だったら受かることが出来ます。
けど、2016年からは、各技能別に分配している(準1級なら各750点)ので、
各技能をバランスよく勉強する必要が出てきました。

全く悲観的になる心配はなく、今まではライティングはどれだけ得意でも14点し使えなかったのに、
逆に武器にすることも出来ます!
ライティングは少ない時間で点を稼げるチャンス!
解答時間、形式

TOEICはリスニング(45分)と
リーディング(75分)で行われ、
問題数は100問ずつとなっています。
英検は
級 | R/W | L | 面接 |
1級 | 100分 | 35分 | 10分 |
準1級 | 90分 | 30分 | 8分 |
2級 | 85分 | 25分 | 7分 |
となっています。どちらも合計100分以上机の前に座っていないといけないので、
それに耐えられる集中力を普段からつけておきましょう!
問題が読めない・聞こえない。ということが一番集中力を奪われるので
理解度を上げることで、没頭できる。という事実を覚えておいてください!
使える範囲

TOEICは米国の団体がつくったテストなので世界的権威があると思いきや、
日本と韓国人の利用が多く、海外へ就職する際は使いにくいです。
しかし、日本にある外資系や、日系企業では使用できます!
英検は名前の通り、日本の団体なので日本でしか使えないのが欠点です。
外資系企業で使えるかは微妙なので、日系企業での使用に限られます。
ただ、1級を持っていると通訳案内士や英語教師の英語の試験が免除されるなど
国内での効力はかなり強いと言えます!
履歴書に書ける点数

履歴書に書いて意味があるのはTOEIC 600 / 英検2級以上。
仕事で「使える」のはTOEIC730 / 英検準1級以上。
と言われています。
上のTOEIC 600 / 英検2級以上
というのは「資格を取るために頑張りました」
ということを示すだけで英語が出来るという証明にはなりません!
国際部門で働きたいという希望があれば、
下行のTOEIC 730点 / 英検準1級以上を目標に頑張ってみましょう!
受験料

それぞれの受験料は以下の通りです
(2020年7月現在)
TOEIC | 6490 |
英検 | |
1級 | 10300 |
準1級 | 8400 |
2級 | 7400 |
準2級 | 6900 |
3級 | 5900 |
4級 | 3600 |
5級 | 3000 |


有効期限

各資格が取ってから、いつまで使えるかを書いていきます!
TOEICは意外にも有効期限はありません。
ただし認定証の再発行は試験日から2年以内というだけです!

でもやっぱり英語力はほっといたら下がってしまうものなので、
企業によっては「6か月以内に取得したもの」など、制限がある場合があるので、
募集要件をチェックしといてください!
英検も一生失効しない資格です。
上記で書いたように、通訳案内士や、英語教師の試験のために使えるので、
早めにとっておくと日本で英語の資格については困りません!
頻度

年に何回行われるかについてです。
TOEICは年10回行われます。2月と8月以外毎月
行われるので、覚えておきましょう!
2か月前から20日程度の間申し込みすることが出来ます!

英検は2次試験もある関係で年に3回(6月、10月、1月)受けることが可能です!
こちらは3か月前から20日程度の間、応募可能です。
スキル換算表

何点取れば、どれくらいの実力を持ってるかを示す表になります。
TOEICは以下の表になります。
A : 860点〜 Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
B: 730点〜855点 どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
C : 470点〜725点 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
D : 220点〜465点 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
E : 〜215点 コミュニケーションができるまでに至っていない。
730点で国際部で勤務出来ますし、860点あれば海外での仕事を任されるくらいのレベルと思っておきましょう!
英検の換算表は以下の通りです。
1級: 大学上級レベル
準1級: 大学中級レベル
2級: 高校卒業レベル
準2級: 高校中級レベル
3級: 中学卒業レベル
4級: 中学中級レベル
5級: 中学初級レベル
2級で高校卒業レベルなので1つの基準となります。
準1級以上あれば、ネイティブとも少しは喋れると思います。

という人のために、目安を書いておきますね。
英検 | TOEIC |
1級 | 955 |
準1級 | 713 |
2級 | 527 |
準2級 | 402 |
3級 | 377 |
4級 | 343 |
5級 | 346 |
出典:TOEICプログラム Data&Analysis 2014
また、最後になりましたが、センターとTOEICの換算表も見つけました。
目安として使ってみてください。
センター | TOEIC |
68.4%~ 76.0% | 350~400点 |
76.4%~ 80.0% | 400~450点 |
84.4%~ 92.0% | 450~500点 |
90.0%~ | 500点~ |
95.0%~ | 700点~ |
引用:TOEICスコア650以上の目安 英検・センター試験・TOEFLスコア比較一覧表
これはセンターを受けた直後の人がTOEICを受けた場合の
目安なので、対策をしたらもっと上がると思います。

と思ったら全然取れないと思うので、自分のいる位置を確かめておきましょう!

学習に必要な時間

TOEIC学習に必要な時間を示した表を紹介します!

出典:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』P.6
見方は、左のcurrent scoreの縦の列は現在の点数です。
そして色がついている横の行は目標とする点数、
階段上になっている部分は必要な時間となります。
なので、左上のcurrent score 250 target score 350の時に必要な勉強時間は200時間ということになります!
また、一番右下の850点から950点に伸ばそうと思ったら325時間必要となっています。
つまり、スコアが高くなるほど、時間がかかる。
というのを知識として覚えておいてください!
最初は基本的なことを覚えるだけで伸びるけど、レベルが上がると伸ばすのも難しい!
結論

・履歴書に書いて意味があるのはTOEIC 600 / 英検2級以上。
仕事で「使える」のはTOEIC 730 / 英検準1級以上
・TOEICは企業で、英検は公的機関で使いやすい
・どちらも有効期限はないが、TOEICは近日中に取った点数を求められる。
英検はずっと英語力を証明できる。
行きたい分野によって取る資格は違うと思いますが、受けたことが無い人はまずTOEICをおススメします。
センターが出来ても、慣れていないとすぐに点は取れないので、早めに問題集を解いてみましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。この記事に関する感想、質問、コメント等があったら教えてください。
社会に出る前に
TOEIC800点が取れて、日常会話が出来たら
ちょっとカッコいいし、
1つのスキルとして使えますよね?
ただ、「英語が出来る」
だけじゃ仕事は出来ないのも事実。
なので、
TOEIC800点取る方法と、
日常会話を習得する方法に加えて、
僕が新卒で結果を出せた
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こんにちは!海外営業のアキトです!(詳しいプロフィールはこちら)今日も将来に向けて英語学習を頑張っていきましょう!